「ライト東野です」「レフト一石です」

 まさかの格闘ゲーム日記2連続の後少々日記が途絶えましたが、その間わたしはロクに活動もせずに毎日ねこと戯れつつぼーっとしてばかりですよ。
 そんなわたしを差し置いて、一方的に元気に活動しているの体の一部分があります。左の肩です。なんだかずっとぴくぴくと痙攣しています。
 ……なんだこりゃ。気になるな。
 確か前に整骨院行ったときにこの症状の話をして、「それはただの○○ですから〜」って説明を受けたはずなんだけど、なんて言われたんだっけか。ちっとも憶えてないな。「ああー、ただの○○なら心配ないですよね」みたいに安心しちゃったから、重要性を感じなくて会話の内容を憶えてないんだよな。
 そう言えばおととしの夏ごろには肩に激痛が走り、「これはルーズショルダーですね。筋肉が弱くて、肩の間に隙間が開きすぎてるんですよ」なんて診断を受けたけれど、あの時も左肩。
 左肩って昔からおかしかったんだっけ? と思い起こしてみたら、高校生ぐらいのときに「まずは左の肩からだ ここから僕は腐る」で始まる詩を書いていた。
 これなんだろう、左の肩に何かあったからこんな詩を書いたんだっけか。何もないのにこれ書いてたとしたら、現状の自分に対するちょっとした予言行為だな。あれ、新しい才能を発見? 開花? 教祖?
 いや違うな、何かあったと思うぞ。左肩を押さえながらハアハア言っている自分の姿を思い出したぞ。何かあったな。何があったんだ。思い出せないな。
 左肩だけではなくて左脳の記憶も怪しくなってきた。左脳は言語、右脳はイメージ記憶。整骨院で横になってもまれながら話をしているシーンや、若かりし自分が左肩を押さえている姿は思い返せるけれど、そこでの言葉や事実は思い出せないのであった。
 これを書いている間もずっと左肩はぴくぴくと自己アピールを続けているのであった。
 何だよ、何か言いたいことがあるのかよ、何か伝えたいなら言葉で伝えてくれよ。態度で伝わると思うなよ。幸せなのか? 幸せだから態度で示しているのか? 仮にそうだとしたらその幸せアピールが物理的にウザイからやめてください。