忍法狸寝入り(もう寝るから)

 多忙です。そして、きっと明日はもっととんでもないことになると思うので、日があけて早々に日記を書いて、もう今夜は寝てしまおうと思います。勝負は明日からです。
 今日は頭脳労働と執筆を同時進行でこなしていた日で、ぼくは本当はこの辺は分けてこなしたいんですよ。料理をするなら下ごしらえは終わってから始めたいし、集中力が削がれるって言うか、書くなら書くのに特化したいんです。今日は比率で言うと、執筆2、頭脳労働7みたいな日でした(残り1は電話で1時間以上の打ち合わせ)。
 目が冴えて眠れないので、近所に一軒だけあるコンビニに行って、夜の雨で涼みながらジャンプでも買ってこようかと思ったら、売っていなかった。前の家では一番近いコンビニで、日が変わると同時にジャンプが売っていて便利だったので、ちょっとショック。
 あ、この新しい住まいがどうこうって話は、ちょっと面白いことがあるので、いずれ詳しく話します。仕事とかのアレコレで、旧居→実家→新居という生活をしていて、フリーランスのくせにどこの転勤族だよって感じなんですが、まあそれにまつわる面白い話は、おいおいに。
 ところで、三角コーナーいらずって知ってますか。
 台所の三角コーナーの代わりに設置する吸盤式のハンガーみたいなもので、専用の穴明きゴミ袋をくっつけて使用すれば、省スペースの上にいつも新しいゴミ袋に変えられて清潔で便利! というシロモノなのですが、これを新居で使ってみたわけです。そうしたら、新居のキッチンが狭すぎて、この省スペース道具を使っても、まだ省しきれてないわけですよ。しかも、この新しい家は建築から一年が過ぎるのに誰もまだ住んだことがないらしく、僕が始めてのこの部屋の住人。ということで、気合を入れて日々の生活に望んだところ、元々あんまり生ゴミを出さない僕ですが生ゴミの類が出やしない。
 状況として、三角コーナーいらずいらずになってしまったわけですよ。小学生の忍者ごっこみたいなことになってしまったわけですよ。


<解説・小学生の忍者ごっこみたいとは>
「忍法木の葉がくれの術!」
「忍法木の葉がくれ返しの術!」
「忍法木の葉がくれ返し返しの術!」
 みたいなの。


 というわけで、三角コーナーいらずを買うと5枚の専用袋がついて来る訳ですが、最初の一枚を使ってゴミを捨てたきり、全く使用していないのです。
 しかし、やっぱり三角コーナーが必要な時って言うのは出てくるもので、洗い物の時に調理道具にこびりついたものを落としたりとか、カップ麺の残った汁を捨てたい時とか、そう言うときは三角コーナーいらずが「ここにいるぞ!」と主張してくるんです。だから、使うことにしました。でも、残り4枚の専用袋が見当りません。どこに消えた! 木の葉がくれの術か!
 ちなみに三角コーナーいらずは専用袋だけも売ってるんですけど、200円で50枚入りとかで売っているので、「そこまではいらず……」と躊躇してしまうのです。
 そんな最中、今日近所の100円ショップに行ったら、三角コーナーいらずミニみたいのが売ってて、「200円で三角コーナーいらず買わないで、こっち買った方がキッチンスペース的にも大正解じゃん!」とか思わされて、ショックでした。


 あれ、なんか適当に話をひっぱったのは良いけど、落ちがないな。寝る前に気持ちを落ち着けるためだけに書いてたから、気分は落ち着いても話にオチがつきません。
「忍法木の葉がくれの術!」