腐兄(ふけい)ってあまり浸透しませんね

 昨日の本は撮影後に読んでみたら本気で恥ずかしくなるような内容で、買ってしまったことはまだ良いとして、その事実を世の中に向けて大々的に発表してしまったことについて軽く後悔しました。
 そんな昨日の更新を見てくれた人からの拍手。
>美少年はボクも好きですvいつか、飲み交わしたいですね!!ヽ(゚∀゚)ノ パッ☆
 どっちの美少年!??


 酒を酌み交わしながら美少年について語りたいのか、美少年を飲みながら語り明かしたいのか、それとも美少年を酌み交わしながら美少年について語り明かしたいのか。
 当方どれでもバッチOKです。


>一石さん、お疲れ様です!桜餅デザイン良いですねぇ。可愛いです。
 ありがとうございます。
 デザインをかわいくして、30過ぎのおっさんが美少年がどうこう言ってても嫌悪感を少なくしようという計略です。これぞ三十六計のひとつ、桜餅の計(嘘)。


 話変わって、懐かしさを喚起させられる拍手も来ています。
>私が一石さんを知ったきっかけなのですが、チャッキー伊藤さんという、ステキな絵師さんのサイトのBBSでした。いつも面白い書き込みをされているなぁと印象に残っていて。そしてリンクを辿り「トリセツ」を読ませて頂いていたのですが、実は、しばらく一石さんを女性だと思い込んでいたのでした…。一人称が「私」でしたし、あ〜、とべないぼうしさんの彼女さんなんだ、と脳内解釈してました…w すいません。
 うっへー、懐かしすぎる。ここを読んでいる人の果たして何人がこの話がわかるんでしょうか。誰もわからないかもな。
 かつて僕はとべないぼうしと共にサイトを運営していたのですが、その頃仲良くしていた、とてもおかしな上手い絵を描く(褒めてます)チャッキー伊藤さんって人がいたんですよ。いま何してるんだろうあの人。
 あと、僕のことを女性だと思い、僕のことをとべないぼうしの彼女だと思っていたのは、当時の閲覧者ほぼ全員だったので気にしないでください。当のぼうし本人も、初めて僕に会ったときの第一声が「だまされた……」だったのは遠い思い出です。だましてねーよ前日にチャットでさんざん男だって言ったじゃないか。
 ちなみに当時、遊女さんは僕のことを男性だと見抜いていたそうですが、「だけど男だとしても女だとしてもとべないぼうしの恋人には違いない」と思っていたそうです。とべないぼうしのことを女性だと勘違いしていたと言うわけでもないらしいです。


 なんだか冒頭からアッチ系の話ばかりが続いているので、最後に、詩に関する真面目なお話を取り上げます。年明け早々に来た拍手を、ようやくご紹介。遅くてすみません。
>新年あけましておめでとうございます。M3の時お会いした際は、まるで女子高生の様に緊張してしまいました。お蔭様で手持ちの詩集も二冊になり楽しませていただいております。一石様の詩は挑戦するときりがなく、また、不思議で別世界の様な、そんな身近で幻想性のあるものです。故に、特設ページ等は敢えて読まない様にしています。何故なら「俺も、そう思ってたんだよね」と詩や曲解説について心が弱い嘘をつくからです(笑)
 遅まきながらあけましておめでとう返しです。今年も女子高生のようによろしく。女子高生のようによろしくってどういう意味?(自分の発言に責任を持ちましょう)
 「詩や曲解説について心が弱い嘘をつくからです」というのは、僕も全くその通りです。自分の意見を、公式見解や明かされた真実に寄せていってしまうような、そういうことはたくさんあります。影響を受けやすいんですよねえ。だから創作の際にはあまりひとつの作品に心を寄せすぎないように気をつけてます。下手するとパクリが生まれてきてしまうので。
 あまり意見がころころ変わるのは良くないことだと思いつつ、影響を受けやすいのは柔軟な発想力の証であると、僕は自分に甘く決着をつけてあります。
 さて、まだこちらの拍手には続きがあります。
>「暗くなるから読まないほうが」と、昔ラジオでおっしゃっていた学校の詩も、私にとってはどこか不思議な感じを受けるのです。それがリアルを切り取っただけならば、見て暗いだけの印象を受けるはずですが、しかし一石様が書くと、スパッと感情ごとフィルターにかけた様な、落ち着いた、静かな印象を受けるのです。「青い車」等はノートに4ページ位の感想や解釈になり、やはりここまで解釈の幅がある詩は一石力なのだろうなと歓心させていただきました。それではお体に気をつけて頑張って下さい、乱筆乱文失礼しました。
 長文ありがとうございます。改行できない仕様にしてしまったので書きづらかったと思います。こちらの判断で一度途中で切ってしまいました。ごめんなさい!
 そして、なんだか過大評価な感想をいただいてしまってきょきょきょきょ恐縮です。本当に、おっしゃっていただいたような詩が書けているのだとしたら、これ以上うれしいことはありません。中に色々と詰め込んだ、見栄えは静かな印象の、それでいてどこか気持ち悪くて心にひっかるモノがある。そんな詩を書こうと心がけています。だから変拍子と組み合わさると何か生まれるのかも。
 それにしても『青い車』で4ページほどの感想って、すごいですね。これまたありがたいです。タイトルだけの引用のつもりだったので参考にはならないかもしれませんが、よしもとよしとものマンガ『青い車』は、僕が大好きな作品です。何か深層心理的に影響を受けている部分があるかもしれないので、良ければ一度読んでみてくださいませ。
 昨日の本みたいに、買って読んでみたら顔が赤くなってくるような本じゃないから安心してください。