頼母子講にはなりたくない

 何日か前の日記で「密かに期待」と書いていたパンクブーブーは、実は見ている最中から「かなり期待」に繰り上げになり、そのまま彼らの出番がやってきて披露されたネタを見てやっぱり面白くてそのまま優勝。圧倒的にうまかったです。Mー1優勝おめでとう!


 Mー1って今田耕司が司会するようになって、ピリピリしすぎない良いムードになったよね。
 芸人が手持ちのネタを披露して、ネタ終わりの絡みでは程よく面白いことが言えて。ガチなんだけどがっついてない感じのほうが、各自の持ち味が出せると思うので、このムードは好きです。
 でも最近のお笑い系番組って、この緩和具合が強くなりすぎている感があるので、その点に関しては疑問を感じている僕なのだった。「みんなで仲良く持ちつ持たれつじゃない」っていうのが前に出すぎると、横のつながりが強いヤツが有利になっちゃうし。若い才能がひしめき合っているんだから、多少はヒリヒリしたところがないと、構成が腐るからなあ。
 レッドカーペットに特にその危険を感じています。
 あらびき団は、ファミリーとかのくくりを作っておきながら「でもこんな枠は便宜上あるだけで、俺らそれぞれ別の場所で死ぬんだぜ」みたいな殺伐さが残っていて安心できます。それって安心か?
 自分もそういったヒリヒリした安心の中に身を置きたいなあ、久々に。でも今夜は寒いから寝る(最低)。酒飲んで寝る(最最低)。