若いつもりが年をとった 暗い話にばかり

 無職で年をとりました。いやはやまったく。
 思い返すと昨年のこの時期も仕事がなくてあちこちに手を伸ばして探していたので、毎年恒例なのかもしれません。嫌だよそんな恒例。仕事で忙しくて祝ってる暇がないぐらいのほうがいいよ。
 
 昨年のことを振り返ると、昨年は母の看病で実家に帰っていたのですが、今年は父の方が具合が悪かったです。
 実家にちょっと用事があったのと、「月曜に病院に行くときに父が身動きが取れなくなった」という話を母から聞いたので実家に顔を出してみたら、想像してたよりものっすごい弱ってるんですよ、父。
 足が動かなくて声が出なくて息をするのも辛くて、座って泣いてるの。
 で、話を聞いてみたら、月曜に行ったのはかかりつけの病院じゃなくて、とりあえず検査をされて紹介状だけ書いてもらった。このときは母が付き添いで一緒だったけど、お医者さんの話は父しか聞いていない。
 水曜になってまた具合が悪くなったけど、足も動かないししんどいので、かかりつけの病院に行く気が無い。でも話を聞いてみたら、月曜の検査の段階で「明日にでもすぐ、かかりつけの医者に看てもらうように」と言われて紹介状を書いてもらっていたんだと。
 月曜日に検査されたときの詳しい内容は、紹介状と検査内容のロム(最近はデジタルデータなんですね)に入ってるみたいで、これを誰かに見てもらわないと父の詳細な病状はわからない。その上現時点でものすごく辛そうで、医者が「すぐにでもかかりつけの医者に行け」って言ったなら、無理やりにでも行かないとダメじゃん!
 急いでかかりつけのほうの病院に電話して、あちこちたらいまわしにされつつも容態と経過を報告して、救急患者として担ぎ込んで、検査して点滴して。入院はせずにすみ、その日は父を連れて帰りました。
 今朝は元気そうだったので安心して帰ろうかと思ったけど、昼過ぎからまた息をするのも辛そうになってたのでしばらく一緒に。仕事から帰ってきた母に父を託して、わたしは自宅に戻りました。
 歩くのも息をするのも辛い、食事と排泄がうまく出来ない、そんな様子でした。一週間様子を見つつ、再度検査をして今後どうするか決めるとのこと。
 来週末にねこを連れてもう一度実家の方に行く予定です。
 お仕事なくて父があの様子だと、さすがにケーキむっしゃむしゃーという感じに能天気に祝ってみる気も起きず、しかし酒だけは飲んで過ごします。
 
 お祝いの言葉をいくつかいただきました。こんなのの誕生日に向けて祝いの言葉をいただけて、本当にありがとうございました。感謝しております。