読書週間

 4月はのんびりと過ごしてます。仕事ないからねー。
 えっ、仕事ってしないとお金なくなっちゃうの? へー、そうなんだー。そっかー。
 さておき(さておくなよ)、この前も書きましたが、ファンタジーもののラノベをちょっと読んでいます。
 ラノベの風物詩のようになってしまっていますが、文章にアクがあって表現が持って回ってて修飾過剰で独自の専門用語と固有名詞が飛び交う感じ。1ページにおける文章量とストーリーの反比例ぶり。
 全然話進まないな!
 ただでさえ本読むのが遅いので、余計に進行が遅々としています。
 あまり意味のない文章の羅列を続けて話がなかなか進まないだけでなく、その文章自体に読んでいて快感もあまり感じないので、ちょっと飽きてきました。
 舞城王太郎の本も平行して読んでてこっちもちょっと似たようなところがあるんだけど、無意味な文章が読んでいても快楽につながっているところが違いますね。文章力なのかなあ。
 四畳半神話大系のアニメも独白ナレーションがとても快感だった。白米をぐいぐい飲み込んでいくような、栄養はあまりなくてもそれをとり続けることが気持ちいいような。森見も読もう。
 まあでもラノベっぽいこういうけれんみがあるのが、今の流行なのかな? みんなこういうのが好きなのかな? 面白いのかなー。
 とか思いながらこれも最近入手した漫画版ナウシカを読んでるんだけど、ものすっごい面白い。独自性だけを前に出した中二臭い台詞回しもガジェットもないけど、世界観が抜群。引き込まれる。
 やっぱりこういうのがいいなあ。それに、漫画のテンポが好きだなあ。
 ハンターハンターも少し再読。ラフだけで連載を続ける姿勢はどうかと思うところもあるけれど、でも動きがわかってセリフのやり取りが楽しめれば、それだけでも面白く話は進む好例がハンターハンター。表現の仕方にばかり力が入って内容が面白さもテーマもお粗末なのは、やっぱり違うなあ。
 ゆっくりゆっくり、周辺のあれこれを読んでます。