祈りと怪物と中華とロンパと

 本日はおでかけデーでした。
 昼は中華街で女性とランチ。
 周囲は平日の昼だというのにイチャイチャ横浜美男美女カップルどもが溢れていて、「ハマの若者どもめぐぬぬ……」とか思っていたわけですが、「何言ってるんですか一石さん、わたしたちだって男女カップルですよ!」と言われて目から鱗
 若いカップルのイケメン男子と美脚女子ばかり眺めていた目から、鱗が落ちました。そんな目には鱗でフタをし続けていてもいいんじゃないかとは思います。
 その後メシを食いながら、「今年は珍しく、あなたと三回も会ったり遊んだり飯食ったり酒飲んだりしてますよ! ありがとう!(前二回はhttp://d.hatena.ne.jp/isikusu/20120220/1329749969http://d.hatena.ne.jp/isikusu/20120523/1337776096だった)」って話をしたら、「それはもう事実上の彼女ってことですよ!」って言われました。
 何度か一緒に遊んだ女性は事実上の彼女ってことでいいというルールをそこで教わったので、「このあと別の女性とお芝居を見に行くから、そっちも事実上の彼女か」「すげえ一石さんとっかえひっかえだ」「すげーだろはははー」というですね、とても便利かつ、なんだかご飯の味が急にしなくなる、妙に空虚な、事実上のではない彼女はどこに行けばいるんだろう、どこの国になら売っているんだろうという行き場のないアレが(完)。
 
 あと話ぜんぜん変わるんですけど、「一石さんって顔のパーツが濃いですよね。最近テレビ出てる、脳内でいろんな動物と戦う人と顔が似てません?」って言われた。
http://livedoor.blogimg.jp/nanaconn/imgs/c/c/cc6865ab.png
 
 なお、ごはんはこの壺ランチhttp://r.gnavi.co.jp/p994800/custom2.htmlというのを目当てにして行ったんですが、残念ながら壺系が全部切れちゃったと言われて(まさか壺自体が切れた? 数量は容器依存なのですか?)、卵と貝柱の炒め物&麻婆豆腐を注文してむしゃむしゃ食いました。
 「もう一品足したいんですけど、鶏の蒸し物とかどうですか」「いいね!」「じゃあこれくださーい」運ばれてきたのは、ラーメン二郎の上に乗ってるみたいな肉と野菜の塊。ランチメニュー自体もなかなかの量だというのに、それに加えての大量の鶏の山。
 いっぱい食べてお腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした。おかげで一日お腹が空かなかったのでコストパフォーマンスたけえ。
 そっから更にダラダラとお話して、意気揚々と渋谷へゴー。
 
 夕方6時には渋谷に到着し、シアターコクーンにて『祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜』を見る流れに。昼とは別の女性と。いや昼とは別の事実上の彼女と。言い直していて段々悲しくなってきてしまう。
 話戻してこのお芝居、ケラリーノ・サンドロヴィッチの脚本を、ケラ演出と蜷川演出で2バージョン公演するということで話題になっていたもの。
 その内容自体も気になる上に、ケラバージョンは音楽はパスカルズが担当し、選抜部隊5名による劇場での生演奏もあるということで、楽しみにしてたんですよ。
 それがいざ公演が開始してみると、上演時間が4時間超えという驚きの情報が入って来まして、夕方6時半からスタートだから終わったら11時前。終電まであんまり時間ないよこれという。
 間に休憩が挟まるとはいえ、この長丁場で登場人物も多数、どれだけついていけるかと気構えながらのスタートだったんですが、まったく杞憂。適度な緊張感とギャグによる緩やかさ、人間関係、気になる謎、伏線、一切退屈しない4時間10分でした。
 昼に散々食って散々話してた時間より長いとはとても思えない。しゅうしゅう時間を吸い取られたような感じでしたね。
 
 ケラさんのお芝居は、『薔薇と大砲〜フリドニア日記2〜』をビデオで観た以外に観たことがなくって、他にも色々観たいと思ってても機会が得られずなんとなくスルーしてたんですけど。
 やっぱりこの人の脚本は面白い。キャラの描き方と配置が大好き。もっと観たい。
 しかも今回の祈りと怪物は薔薇と大砲と共通する点が多く(同一の宗教と思われる祈り、教会やサーカスなどの重要性など)、本当に観に行ってよかった。
 上演時間的には演劇二本分の長さがあって、そこにパスカルズのミニライブもついてると考えると、チケ代もかなりお得。お金があればもう一回行ってもいいぐらいの内容ですね。面白かったです。だいぶ重苦しい展開も続くけどね。それもそれでアリ。
 
 劇中序盤、若い女優さんが生でおっぱいをぼろーんと出したことに「わっ生のおっぱいだ」と中学生っぽい反応を脳内でしつつ観てたんですが、その後に女優さんがガーター網ストの脚をさらけ出しながらのちょい濡れ場みたいなのもあり、いたれりつくせりなお芝居だなあと思いました。
 一緒に観た女性にも「あの脚が見えたシーンで一石さんの頭の中はきっとあの脚でいっぱいなんだろうなと思いました」と言われました。
 で、劇場でもらったケラさん劇団の次のお芝居の広告がこれ。

 次も観に行かないといけない流れですかね?
 
 お芝居を見に行った女性に「ハンチングかぶって出てきた近藤公園さんが一石さんに似てた」と言われました。
http://kotobank.jp/i/talent/2000040171.jpg