ロードウムービー

　準備に半年ぐらいかけていた企画がありまして、今年はそれに心を注ごう、これでお金を稼ごうと思っていた矢先に、年明け早々白紙に戻ってしまい。
　企画が白紙になり、今年のスケジュールも白紙。頭の中が真っ白になりました。
　これだけじゃなく、昨年は立ち消えになった話や、先送りになって一向に進まない話、自分が倒れて流れた話など、消えてしまった予定が多くて多くて。
　「こりゃあいよいよもってアルバイトでもしないと経済的に死んじゃうぞ」って思ってたんだけど、長年フリーでシナリオライターやってて培われた小さな嗅覚。この時期は仕事があることが多い。誰かに声をかけて「仕事ください！」って言うと、割りとあるはずだぞ。試しに誰かに聞いてみよう。
　その読みは見事に当たり、昨年から引き続きの仕事の打ち合わせに出かけた際に「お仕事ないですかー」って聞いたら、次々にご紹介していただけることに。やった！
　その一週間後には、別口からまたお仕事の電話が。更には昨年から連絡待ちしていたところからも、お電話が。
　急に3月までの予定が埋まりました。現在進行形は1件だけど、予定を取り込むと全部で6件。これに知り合い同士で作ってるノベルゲームと、新規の同人ゲームの企画も立ち上がっていて、急速におかしなことになっています。
　いや、違うんだ。そういうつもりじゃなかったんだ。片っ端から全部受けますって仕事請け負った所で、別口からもたくさん仕事が流れてくるとは思わなかったんだ。
　おいペース配分！
　
　「でも一石さんすごいよね、なんだかんだでお金ないとか言っても、ねこ養って一人暮らししてるんだから」ってこないだ言われたんだけど、まったくそういう暮らしになっています。
　何かがすごい。わたしと関係のない所で何かがうまく回っててすごい。
　
　とか言いつつ今日はまた連絡待ちに終始して、ジャンプ読むのとカレー作って食う以外は特に何もしてないのですごい。
　あ、あとお仕事のためのゲームをこれから遊ぶよ！（付け足しても何も評価が好転しない事実）