コミティア簡易レポ

 コミティアの帰りに本屋に寄って、聖☆おにいさんの2巻を買って帰り、読んでいます。
 コミティアに出かける朝方、鏡を見たら眉間に吹き出物が出来ていて、いじってたら赤く腫れ上がってしまいました。
 そんなわけでブッダ風な見栄えでビッグサイトに向かったわけですが、現地で合流する2tomくんはちょいとウェーブ気味で長めの髪なので、ヒゲさえはやしていればイエスに見えないこともない。聖人たちが売り子です。嘘です。
 「海老君は?」と聴いたら「今日は何か詰め作業らしくて来れないとか言うんで」と2tom君が返事。
 と言うわけで、little white snow & 闇;灯というそこそこ華やかな組み合わせのはずなのに、そして今回は音楽部@コミティアなのに、売り子は作詞家とデザイナーという非常に裏方っぽいふたりで売り子です。なんかふたりとも全身黒い服だし。見栄えが暗い。近寄りがたい。
 今回は音楽サークルのことはあまり知らずに、「同人音楽ってどういうものなんだろう」と思って、どこかの同人誌を買いに来たついでにCDを物色しに来た人が多かったような気がします。でもウチは売り子が作曲家でも歌い手でもなくてなんかわかりにくくてすみません。詩集とかも置いてあって何かカオス。


 そんな中、まっすぐ詩集だけを迷わず買いに来てくれた方、ありがとうございました。こちらの日記とかも読んでいただけている方なのでしょうか? すごくうれしかったと同時に驚きましたです。感激の言葉をかける間もなくすぐに視界から消えたので、僕の幻覚症状かと思いましたが、後で詩集数えたらちゃんと減ってたので事実です。
 あと印象的だったのは、『針小膨大すなわち世界』について「クランベリーなのでもう少しライトになってるかと思ってましたが……かなり重たいですね(笑)」「でも、最後はにこりと笑うからきっと大丈夫ですよ!(←?)」みたいな会話をしたことですね。
 この針小膨大が、誰も手に取らないほどとっつき悪いんだけど試聴した人がどんどん買っていくという面白現象。これはこれでうれしいです。「聴けばわかるアルバムだ」とは2tomくんの弁。あと、「今日来る前になんとなく聴いてきたんですけど、これやっぱスゲーいいですよね」「だよねー」とか、自分のブースで自画自賛しあう作詞家とデザイナー。内部的なサクラかよ。


 ところで思ったんだけど、コミティアってコミケの前にやった方がいいよね。コミケに興味を持っているけど即売会とか知らない人は、まずはコミティアに来て雰囲気を味わうといいと思う。そして「なーんだ、これなら楽勝だ」と思ってコミケに出かけて灼熱地獄に苦しめられるハメ。ダメじゃん。
 売り子ついでに少し同人誌見て回ろうかと思ったけど、この日は朝から肩が猛烈に痛くてもう動くのも面倒で、トイレとか行くときだけ左肩をぐるぐる回し続けていたんですが、ゆいこたんとかコツキさんとかに不審人物扱いされた。違うんだよこれはただのフィンクスの念能力のコスプレだよ!
コミティアでは二次創作はダメでーす」
「しまったー」