鶏手羽とメークインの蒸し焼き

 だいぶ前に作った料理が、色味が赤と緑で食材がチキンなので、クリスマスっぽかったから紹介します。
 だからクリスマスはもう終わっ(略)。
 じゃあもー来年のクリスマスに作れ!
<食材>
手羽元 メークイン プチトマト オリーブオイル 小ネギ

 フライパンを中火で熱します。その間に、鶏手羽に包丁で切り込みを入れておきます。これで味が染みやすくなる。切ってる途中で熱されたフライパンにオリーブオイルを張って、少しだけ熱しつつ、残りの手羽に切り込みを。
 切込みを入れ終えたら、フライパンで手羽の皮をキツネ色になるまでおいしくおいしく焦がします。すごくいい香りがします。たまりません。でも、そこで調子にのっている場合じゃなくて、この隙にメークインを洗って、半分に切っておきます。
 今回は新メークイン(新じゃがのメークイン版)だったので、皮は取りませんでした。見栄え的にも皮があった方がおいしそうに見えると思います。それに新じゃがの類は煮崩れしにくいから、今回のレシピでは普通のジャガイモよりこっちのほうがお勧め。
 鶏が両面焼けたら切り終わったメークインをフライパンに入れて、ふたをして5分ぐらい放置します。このときお好みで、オリーブオイルを足しましょう。オイル多めの方がおいしかったりするし、オリーブオイルはいくらぶっかけてもそんなに問題ないから好きなだけかけろ! とか調子にのっているその間に、今度はプチトマトを洗ってヘタを取る作業。地味にゆっくりやりましょう。
 プチトマトのヘタを取っているころのフライパンの様子はこちら。

 メークインに大体火が通ったところを見計らって、プチトマトと、白ワインを少量入れます。白ワインなければ料理酒でも問題ないです。
 プチトマトに火が通って皮が破けてきたら、鶏も大体いけるでしょう。最後にちょいと緑の細工をしたら、出来上がりです。

 なんだか途中の写真の方がテカリがあっておいしそうに見えましたが、出来上がってみると淡白な感じですね。


 さて。昔撮影した写真と、書き途中のレシピがあったので、それを引っ張り出してこうして書いて見ましたが。問題点がふたつあります。
 ひとつは、味付けに関して何も書かれていなかったこと。何味だよこれ!
 フライパンごとテーブルに持ち込んで、がっつり食べて満足したことは覚えているんですが、味に記憶がありません。写真を見る限り黒コショウはかかっているようなので、塩とコショウだったのかもしれませんが、確証はありません。まさに「味はご想像にお任せします」。
 そしてもうひとつの問題点は、個人的な反省です。
 この写真のキッチンはなんて綺麗なんだ……。
 フライパンの姿がレンジ周りによく映っていること。最近はすっかり油まみれで、「最初からこんなもんだったよね?」と思っていたんですが、写真により自分の怠惰ぶりが明らかにされました。
 大掃除のシーズンですね。この寒いのに掃除をする気は全然起きませんが。