食べものの記録、生きものの記録

 まずはここ数日定番の、食べ物の話。
 今日は冷凍したまま放置してたひき肉と、この前安く売りさばかれていた大量の白菜とで、つくね鍋みたいなものを作ってポン酢でぱくぱくいただく予定でした。
 しかし昨日の夜に作った味噌汁が、まだ残ってた。鍋と味噌汁か。それはちょっとなあ。汁物×汁物、略してじるじるじゃなあ。じるじるカップリングってなんともアレな響きだなあ。
 と言うわけで、味噌汁と一緒に手っ取り早くいただけるものがないかなと探してみたら、カップ焼きそばがあった。JANJANとか言うやつです。新製品ながらカップ焼きそばの三大巨頭(UFO、ペヤング、一平ちゃん)に割り込んで売り上げランクに入ってきたという、最近少しだけ話題になったやつ。
 試しに食べてみたらまあそこそこにおいしかったですよ。味はそんなに他の奴と変わらない。スパイスが強いので、だいぶスパイシーではありますが。縦形なのは目新しいけど、ソースが混ぜにくくてどうなんだろう。
 縦カップでずずるーとコシのない焼きそば麺をすする様子は、アメリカ映画で残業中の会社員が食ってるまずそうなケータリングチャイニーズを彷彿とさせます。あれを体験してみたい方にはお勧めです。
 だけれど、どうにも起き抜けの一食目としては重かったのか、現在おなかが重いです。当初予定していた簡易鍋を作る気力も失われ気味です。新たに買い足してきたラムネをぽりぽりかじるしか出来ません。
 なおラムネは、コンビニでジャンプだけ買って帰ってくるえもいわれぬダメ大人感を払拭してくれるという点でも素晴らしいですね。
 いや、ラムネとジャンプ持ってレジに並んでる段階で、まあアレか。アレ大人か。
 その上今日のラムネはストロベリー味だ。これしか売ってなかったんだもん。おっさんには赤すぎてちょっと目がくらむ。うまいけど。


 そんな感じにメシの話ばかりしていたら、昨日の卵丼に食いついてきてくれた拍手メッセージがありましたので、レスいたしまする。
>卵とじに水溶き片栗粉かぁ・・・思いつきませんでした。そうそう、水溶き片栗粉といえば私はたま〜になんでもかんでもあんかけ病が発病します。甘酢あんとか。なんでもおいしくなっちゃいますよね。
 とりあえずあんかけ! 確かにこれがもう大体おいしくなるんだ。
 とろみは正しいものです。特に冬場は正しいです。夏場は少し悪に寄ります。あっついあっついから。
 ちなみに、卵とじ料理に水溶き片栗粉は、卵丼のレシピをぐぐるとすぐに出てくる、某有名料理人の教えをいただきました。「こうするとふっくらなる」ということでやってみたら、大正解。とろみすごい。
 でもあのとろみというやつの正体はジャガイモでんぷんだったりするので、みんなカロリーには気をつけるのだぞ。何でも調子に乗ってとろみつけると、炭水化物をどんどんぶっこんでる状況になるからな。


 もうひとつ拍手レスを。
>かーわーいーいー!!!!><
 おーど・りー動画をアップしたときのメッセージでした。
 そーうーでーしょー!!!!>< と、同じテンションでレス返し。
 そのかわいい子は今現在、わたしの古いバッグの上で丸くなってぐーすか寝てます。
 で、あのね。さっきついったーでこういう情報が流れてきたんだけど、ついぴくってリンクはれば誰でも見られるよね。これなんですけど
 関西の方で、56匹多頭飼いをしていた飼い主さんが亡くなってしまって、ねこさんがたくさん行き場を失ってるんだけどもらってくれる人募集していますというお話です。
 こういうの見ると、切なくなっちゃいますね。多頭飼いもやりすぎるとなあ、自分が死んだ後にこの子たちを世話してくれる人を見つけておかないといけないじゃない、一匹二匹ならまだなんとかなっても何十匹となると事業レベルだし、うーん。
 それでまあ、自分は環境的にも経済的にも一匹が限界だし、この人とは物理的な距離も離れてる。だからどうにも出来ないんだけど、でもすっごく気になるんですよ。これからどうなるのかとか、ねこ大丈夫かなとか、この世話を今してる人も大変だねとか、更には同じようにして行き場を失って悲しい末路送るねこもたくさんいるんだよとか、いやねこだけじゃなくてさとか、そういう状況を作ってしまう社会はどうだとか、ああ! ああああああ!!
 そういうことを考えて、無力さを呪って腹を抱えてしょぼくれて、あうあうと転げまわる若かりし時期を過ごし、現時点でも余り本質的には変わらないままのわたしです。
 でもある時、永野のりこさんが漫画で書いていらした「そういうときはね、これはその人に任せよう、その近くにいる人に任せよう、その代わりに自分は自分の近くのことをがんばろうって、そう思えば良いの」って言葉にガツンとやられて支えになって、それからというもの抱えなくてもいいはずの大きな代物を勝手に背負ってぶっ倒れる症状はだいぶ治まりました。
 そういうわけで、よそのねこのことが心配なときは、一緒に住んでるねこをなでています。なでなで。
 みんなもウチのかわいいのを愛でて褒めてやってください、なるべく。その分わたしがたくさんなでておきます。ただ今膝に乗ってくつろぎ始めましたので、チャンスです。なで放題です。ねこ的には飼い主の手噛み放題でもあるわけですが。