四畳半神話大系は音楽

 睡眠時間も少し短かったとは言うものの、今日は眠りが浅かったようで、とても眠い。ペットボトルの無糖コーヒーを飲んで目を覚ます。
 そうしたら、またもや四畳半神話大系を見損ねてることに気づいて、「また見損ねてるーっ!!!」って怪盗ロワイアルのCMの男の真似して叫びました。
 そしてその直後に、四畳半神話大系の放映が今夜であることにも気づきました。見損ねてない。コーヒー飲んだけどたぶん目も覚めてない。
 
 四畳半神話大系は、素晴らしいアニメです。
 久々に、毎週楽しみにできるアニメです。一話一話の完成度も高いけれど、全体を通しての連続性と、話が完成していく過程がたまらない。
 持って回ったけれんみのある主人公の独白によるナレーション(いわゆるライトのベルの回りくどさともまた違う)が、静かで耳に滑り込んでくる抑揚で繰り返され、その独特のリズムに合わせた美しい画面が、心地よく動きます。
 このアニメは音楽なのだとわたしは思っています。セリフは歌詞であり、演出は演奏であり、それらが組み合わさって、30分の曲が流れているのだと感じています。
 この感覚は、ラーメンズのコントにおける小林賢太郎の言葉のリズムにも通じるものがある。
 面白いよ! もう終わっちゃうけど、みんな見るといいよ!
 御先祖様万々歳なんかが好きならばハマるのではないかと思うのだよ、貴君。