25石

●細かくいろんなことがあったので、長々と箇条書きでまとめてみます。

●おとといの夜、なかなか進まないままでいた新仕事の第一話を書き上げる。既に午前5時。日が昇ってる。寝る。

●昼前。起きてすぐに昨日書いた分をチェック。送る。実家に向かう。

●1時間ほどで到着。何か食べるものがないか聞いたら、国産牛のステーキ肉が出てきた。ええええ何この豪華なランチ。ネギとオクラとエリンギと一緒に焼いて、ステーキ丼にして食った。牛肉とポン酢がうますぎる!!

●実家に来た本来の目的、実家近くの郵便局で手続きした保険関係の資料の手直しに向かう。仕事欄の「自営」と書いてあるところに「自営(ゲームシナリオライター)」と書き足す。用件1分もしないで終了。今日ここに来たメインの用は、ステーキ丼を食いに来たことの方にしておこう。

●次の用事を済ますために出かける。途中、本アドレス宛てのメールが携帯に転送される。「さっき送ってもらったファイルが間違ってましたよ」ぎゃあ! でも今日は夜まで家に帰れない。

●「お仕事やっていただけませんか」のメールも来る。ぎゃあ、今月はいっぱいいっぱいです! 帰ったら丁重にお断りのご連絡を入れないと。でも今日は夜まで家に帰れない。

●とりあえず本屋で、賢い犬リリエンタールの4巻と、機巧童子ULTIMOの4巻と、新しい方のローズ・トゥ・ロードを買ってご満悦。

●仕事帰りのピアノ屋ダグさんと合流ー。ボルダリングジムに連れて行かれる。ここです。いわゆる室内クライミング場ですね。

●道中、ダグさんがいかに昔から「登る」と言うことについて秀でていたか、どれだけ登りたいかってことを熱っぽく語られる。自分も「体を動かすのは苦手だけど、こういう遊びに興味はあるんです。だってこれって肉体を使った論理パズルでしょう?」と自説を披露。

●現地到着。見学させてもらう。初心者でも気軽に楽しめそうな場所と、とてもじゃないけど壁に捕まっていられないような傾斜のやつがあるぞ?? ダグさん大はしゃぎ。「むしろ壁じゃなくてこの木がむき出しの天井に登りたい」とか言い出す。自分は遊んでいる方々(結構たくさんいる)の引き締まった肉体を見て「ああこりゃ自分には荷が重いな」とすぐさま引く。

●しかし未知の分野の専門グッズなんかにはとても興味があるので、用具の販売所をまじまじと見て回る。室内で登るとき用の安全マットが何万もの値段違いで存在してるけど、何故こんな値段違うんだ? うっわ専門靴がものすごく小さいな。纏足用の靴かよ!

●テンション上がったダグさんが「これください」と専門の靴を買おうとして、「え、買うの?」と女性インストラクターに驚かれる。話によると、この靴は足をぎゅうぎゅうに押し込んで小さくして、三日月状に無理やりに丸めて足場に乗りやすくする為の代物らしい。素人が履くと確実に足が攣る、と。足にあうのをまずは探すべきだ、と。纏足用の靴って言う印象はあながち間違ってなかった。

●「まあだから普通はレンタルからはじめますよね」「ボーリング場で一投もしてないのにボール売ってくれって言ってるようなものですか」「まさにそれだ」わたしの例えでダグさんは納得し、しかし壁登り専用のカーゴパンツみたいのは買っていった。これもちゃんと登りやすいように股の間が広く取ってあって、感心した。何にでも専門の代物はあるものだ。

●話飛ぶけど、纏足って美脚好きとしては唾棄すべき悪しき文化だと思うのね。ああいうのはいかん。ダメ!

●話戻って。買い物ホクホクのダグさんと呑みに行く。「あのインストラクターの女性の、けっ素人がわかりもしないのに買いやがって的なリアクションが、たまらなかった!」やばいこいつ早く何とかしないと。鍛え上げて見返すつもりらしいので、肉体派ダグを皆さんカミングスーン。

●同人のこととかサークルのこととか一石がやってたすごく変な仕事の話とかをした。「あんたはモテないよ。こういうところが間違ってる」と何故か説教されたが、この勝ち組め偉そうにしやがって! いいもん明日マリリン・モンローと結婚するから。

●帰宅、思いのほか酒が回って、死んだように眠る。

●起床。やばい昨日のメール関係返してない! せかせか返す。おなか痛い。あんまり飲んでないのに。夏バテ的なものが重なってるのか?

●朝ごはん作る。昨日ダグさんに言われた「あなたの料理はあなたが思ってるほどおいしそうじゃないから、女子アピールにならないよ」の言葉がドヤ顔と共によみがえってきたので、料理する気が失せる。カップ麺食べる。いいよもう、じゃあ料理の写真とかアップしないもん! 人の作ったものを「おいしそうじゃない」とか言うやつのほうがもてないんだわーわー!

●あれ、でも料理の写真アップしたときに「おいしそうですね!」ってコメント送ってくれるのって女子しかいないな。なんだあの登り系モヤシ同人ピアニストの言ってること間違ってるじゃんモテてるじゃんひゃっほう!!! そんな妄想と共にカップ麺はおいしくいただきました。

●リリエンタールの4巻を読んで、涙を溜めて鼻をすする。紳士かくあるべき。そして、作品かくあるべき。

●汗ダラダラ流しながら、サウナ状態でULTIMOも読んでたら、熱中症になるところだった。頭がボーっとしちゃうから、まず取るべき行動がわかんなくなるんだよね。水分取るとか糖分取るとかに気が回らなくて、「ショタハアハア」しか考えてなかった。まあ熱にやられてなくてもいつもこんなもんだけど。

●今日は連絡関係だけで仕事進まず。明日は一日TRPGの日。作業の進行がだいぶ遅れてるので、せいぜい英気を養って後日の自分にがんばってもらおう。今日の自分は、たくさん楽しんで過ごしたまえ。

●厚揚げとエノキの炒め物を作って、餃子も焼いて、晩ごはん。今日の餃子はだいぶおいしそうに焼けた。ごちそうさまでした。