池袋ロサ、電撃メリーに行ってきた
ヤング100Vと木魚とエコーユナイトの3マンが池袋ロサというライブハウスで行われると言うことで、超久々にライブハウスに足を運びましたよ。
ここ数年ライブ恐怖症だったんだけど、行ってみた。一人で。すげー一人で? うん、一人でダヨ、すごいネ!(彼にしか見えない肩口の子リスと会話中)
お友達の吉田仁郎さんと言う人がいまして、この人がゲームの音楽とか作る仕事してるんだけど、それと平行してライブでギターなんか弾いてるの。めちゃカッコイイの。
で、そのじろうさんがヤング100Vってバンドに正式参加したのですよ。
そして対バンのエコーユナイトは、自分が興味津々のアーティスト、元たまの滝本晃司やヤプーズのライオン・メリィやパスカルズの坂本弘道が参加するバンドと言うことで、「せっかくだから来なよ!」とじろうさんに誘われて池袋の地へ向かいました。
当日、って言うか前日ぐらいからかなり体調が悪い上に外がアホみたいに寒くて泣くかと思ったけど、結果としてはとってもいいライブだったし、肩口の子リス(何故かわたし以外の人は見えないって言うんですよねナンででしょうね)も満足していました。
ヤングは楽しく、木魚はかっこよく、エコユはよかった。楽しい音楽がわたしは好きだ。
客席とステージがかなり近い感じだったんだけど、演奏者の超目の前で見てた女子二人が、坂本さんがチェロの鉄のとこをグラインダーで削って火花飛ばしまくるいつものあれやりだしたらすげー恐れて逃げてたのが面白かったです。
「びぃっくりしたあー!」って感想漏らしてた。
話は少し遡って、ライブを観る前の開始直前のとき。椅子に座って体調を整えておりましたら、そこに件のじろうさんがやってくるじゃないですか。挨拶をするじゃないですか。そうしたら彼が言うんですよ。
「そこに石黒正数がいるから話しなよ」
石黒正数さんといえば、ただいま彼の原作によるアニメ『それでも町は廻っている』が大人気の漫画家の石黒さんじゃないですか。てかウィキペディアの石黒さんの項目を見ると「大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。在学中に所属していたサークルに佐藤利幸や吉田仁郎などがいる」とか書かれてるわけで、フツーにこの二人はお友達なんですよね。
わたしは石黒さんとはまったく縁もゆかりもないものの、石黒さんのマンガは好きですよ! だからせっかくの機会なので、お呼ばれしてお話とかしましたよ!
「DJの人がずっとおっきな音で演奏してるから、話しにくいですね(大きな声)」
「そうですね(大きな声)」
「元々あんまり声を張って話すタイプの仕事じゃないですもんね、お互い(大きな声)」
「そうですね(大きな声)」
ほとんど会話は成立しませんでした。おとなしく並んでライブ見てた。
「フルット好きです」とか言えなかった。
物販でエコユのCD買って戻ってきた石黒さんの「なんかこう、袋とか入れてくれるかと思ったら剥き身……」の言葉が印象的でした。
「原稿が残ってるのでもう帰ります」という売れっ子漫画家みたいなセリフ(売れっ子漫画家なんだよ)で中座されたのですが、その際に「ライブ観に行ったら今日石黒さんに会ったんだぜ俺! とかネット上に書いて晒しても大丈夫ですか? 昔の漫画に出てくるみたいな編集者さんがガチでキレて追い回してこないですか?」と確認を取ったら大丈夫だとお返事いただきましたので、ここにこうして記録を残します。
一石楠耳、友達の友達の飛ぶ鳥を落とすイケメンに出会うの巻(完)。
何よりも石黒さんはイケメンで素晴らしかったです。イケメンとライブを見れて良かったです(完2)。