TORGクリスマスシナリオプレイレポ、とそれから

 先週の日曜日はお知り合いの方がやっているTRPG例会に参加させていただき、TORGでクリスマスシナリオを遊んできました。
 自分が選んだテンプレートはナイル帝国のマッドサイエンティスト。のっぽで白衣姿、見た目はミイラのようにすっかすかでやせぎすな博士、ディケンスナイクという不気味な善人キャラを遊んでまいりました。
 その昔ホビー・データのメイルゲームでマスターやってたときに登場させた、トラップ専門家の性格悪いジジイ。時折自分のシナリオなんかにも登場させているキャラです。
 
 シナリオとしては、ポシビリティの嵐の中で誕生したアイルの奥地の本当のサンタさんを助けて、なんだかんだで世界の危機を救う……と言った感じだったんですけど、戦う相手にサイバー教皇領が多かったのと、わたしが選んだこのテンプレートは威圧をやるとやたらと強いのもあって、戦闘で威圧をかますたびに敵方に激しいサイバー精神障害が発生。
 精神障害結果表を振るマスターのダイスが異常に回るもんだから、何かって言うと「凶暴化」とか「発狂して殺人鬼に」なんて結果が出て、みんな同士討ちを始めてしまうという。
 クリスマスで浮かれる世界各地に白くて細いジジイがぬっと現れ、「イーヒッヒッヒッヒッヒー!」と嬌声を上げて人々を恐怖させると、その後には惨劇が残るのみ……といった、ナイトメアービフォアな感じというか、狂気山脈にてというか、とても空恐ろしいシナリオになったよ! 一切口出してきてないはずのオーロシュにスカウトされそうな勢いだった。
 おかげさまで相棒となっていただいた、ずんぐりでっぷり黒人NY市警官アーネスト・アーチャー氏には交渉的なところでご負担をかける羽目になってしまい大変ご苦労様でした。TORGで一番魅力が低いテンプレートをやってるのに、相方がコレなもんだからどうにかするしかないっていう。
 そうそう、プレイヤー二人だったんですよね。これも久々の経験。TORGでは初めて。GMの負担は結構なものだったとは思いますが、最低人数プレイがわりと好きな口なので、これはこれでとても楽しかったです。
 
 そういったわけで、一週間前にはサンタと世界を救ってきたわたしなのですが、クリスマスやらイブの本番となりますとそれはそれは何か大層なプレゼントとかありますよね? 空気読んでよ聖ニクラウスとかの人たち?
 などと言っても当然のように答えは返ってこないのであって。
 つまり予定もアテもはたまた仕事も行くあても何もないまま久しぶりに日記を更新しています。
 メリークリスマス! イーヒッヒッヒッヒヒー!!