病は老いを加速する

 昨夜実家から、小さいけれど捨て置けない揉め事の相談で、電話がかかってきた。
 父と話したら話が老いてる。
 年はとってるけど、話はまだまだできる人だったのに、退院してからだいぶ話が老いたなあ。少しショックを受けつつ眠る。
 うっかり眠りすぎて昼過ぎにボーっとしていたら、再び実家から電話。またもやちょっと困ったことになっている様子で、母はパートを休んで家にいたそうな。
 そこでも父と話したけど、そこでも大きな老いの波が。
 そういう感じに、寝る前と置き抜けに、老化した父と対峙することになって、仕事が余り進まずに一日が終わろうとしています。
 心の弱い自分とは言え、父や母を元気付けるのは今のところ自分とねこの大きな役割ですので、「元気がない」と休んでいるわけにも行かず。仕事もしなきゃいかず。
 マンガ読んで一回盛り返して、またなんだか沈んでいって、湯船に浸かろうかお笑いにでも触れようかラジオ編集しようかあれこれ思い馳せるけれど何も手につかず、どれも「コレジャナイ」感が強く。
 ええい酒でも飲んで寝ちゃおうかなということで、つまみ兼夕食として適当に焼きそばを焼いて食べてたら、ちょこっと元気を取り戻しました。食べてたらお酒の件は割とどうでも良くなっちゃった。酒もつまみも買ってきたのに。
 
 食べるのは強いな。一人で沈んでるとその「食べる」ってのが面倒くさくなってしまうので、誰かが飯を作ってくれるのはやっぱり助かるな。いやもちろん誰も作ってくれるわけでもないんだけれど。
 ねこにカリカリを分けてもらうぐらいしかないんだけれど。
 よくある妄想パターンの「ペットのコイツがもしも若い女の子になってあんなことやこんなことをしてくれたら……」ってのが現実になったとしても、多分この子はメシとか作ってくれない。逆にねだるだけなので疲れると思います。
 まあ今の時代の女の子なんて現実もそんなものですよね(偏見)。