捨てる神あれば拾う神と拾う神と拾う神あり

 やっべえ今週スケジュールが修羅場だ! と焦ってたらPCがおかしくなりまして。
 この二重ピンチに凹んでいたら、助けてくれる方が名乗りを上げてくれました。
 kaede.orgの中の人でございます。先日の憩室炎の時に「なにか困ったことあったらいつでも声かけてくださいよ」って言われてたので、臆面もなく頼りました。
「今PCを新調してる余裕が時間的にも金銭的にもかなり厳しいんだけど、どうにかならないですか!」
「ではわたしのネットブックを譲って差し上げましょう」
「神!」
 
 しかもこの神は会いに行くや「今日は一石さんの体調を気遣って薬膳鍋にしましょう」とか「快気祝いなので支払いはこっちでやります」とか、わたしはどれだけ甘やかされているのかと!
 ご一緒したのはあの有名なぺさまだったわけですが、こちらも初対面ながらやたらと聞き上手だわ格ゲーの話でがっつり盛り上がるわでどういうことかと。
 この宴は何だ、わたしが見ている夢か?
 いえ違うんです、夢じゃないんです。お肉おいしかったです。たくさん栄養的なものを摂取しました。ありがとうございました。
 ってことは今朝方寝てる時に見た、泣いてる広末を慰めてたらえろーいキスが始まったのも夢じゃない? あれも現実ですよね?
 宅配便の押したインターホンで目覚めて終わっちゃったからあっちは夢かー。なーんだ残念だなー。
 
 というわけでお仕事に邁進できる状態に戻ったわけですが、結局お仕事は半分ぐらいがぽんと飛んでしまい、修羅場はやってこなくなったわけです。
 やっぱりただ単に甘やかされに行ったんじゃないのか自分……?
 「その分こっちもがんばってくださいね」と、いい方向でのプレッシャーをかけられたので、作品で返しますよ。
 得た血肉と機械でもって、全力で! ほめられたりおごられたりすると伸びる子ですからウヒヒヒ。
 
 様子がおかしくなったPCは、その日までの急ぎの仕事を一件終えて、そっから動かなくなりました。
 わたしよりこいつのほうが頑張ってる。ありがとう、おつかれ。
 止まり際にディスプレイに「サヨナラ」とか表示されなくてよかった、泣いちゃうから。