生誕祭の終曲

 4月7日に遊佐邦博のお芝居を見に出かけ、その前後で体調を崩し。
 咳き込み続ける一週間を過ごしたものの、次の週末には回復。そのままサークル定例会に参加してシノビガミをプレイ。楽しく一日中話していたら、帰りの電車で声が出なくなった。
 その翌日にもセッション予定があったものの、「声が出ないんですみません」と休み、止まらぬ咳と若干の体の怠さと闘いつつ薬を飲んで一週間静養。
 そして今週末20日、まだガラガラ声のままファミレスで8時間の打ち合わせを行い、帰宅、投薬、就寝。
 翌日21日には友人のお誘いを受けて、二週続けてのシノビガミセッションに参加しに行ったのです。まだ喉はガラガラだけど。
 
 このセッション、面白そうで参加したいなと思ってはいたんだけれど、人数が足りないかもっていうお話を事前に聞いていて。
 試しにサークル定例会で、TRPG仲間の朔さん(女性)に「来週メンツ足りないかもなんだけど、来る?」「行こっかなー」というお話をしていたんですよ。
 で、その後GMに「一石さんのお誕生日祝にプレイヤーにイケメンも用意しておきました(^^)」って言われてですね。
 「なんだか嫌な予感がする……」と戦々恐々としながらセッション当日を迎えました。
 
 なおセッションはすげえ面白かったです。
 無情の忍者が笑顔を取り戻す話でもあり、裏から表からストーリーを支配する手腕に感嘆する話でもあり、責任を感じる科学者が開き直ってドーピングコンソメスープを連打する話でもあり。
 わたしはGMに「先週のシノビガミで遊んだ、小深窓ロスってキャラをやろうかなと思うんですが」ってお伺いしたら「むしろそれをやってください(゚∀゚)」って言われて、二週続けての憂国文学青年。
 で、妙にエロスなタンクトップ暴力アメリカ娘がPCにいまして、その娘と一日中ラブラブしていました。喧嘩したりなじられたり顔赤くしたり目を背けたり押し倒されたり「月が綺麗ですね」って言ったり子供作られたり。
 そのアメリカ娘を担当していたプレイヤーさんが、GMが用意したイケメンですよ。
 
一石(なんだこのラブラブ展開、はずかしくて彼の顔が見れない……)
GM「(^^)」
 そんな様子を自サークルのメンバーである朔さん(女性)に見られてしまうという羞恥プレイ。
 なんたるごほうb……じゃなかったいい加減にしろお前ら。
 
 ゲーム終了後、ファミレスに移動。飯食いながら感想とか言い合ってワイワイ。
 そこに届いた、セットメニューのデザート。「一石さん、誕生日祝いに食いなよ」ってそのケーキ渡されて。
 気づけば「はい、あーんして」ってイケメンに口にケーキを運ばれる展開に……。うつむいて耳を赤くしながら食べるわたし、それを横で見ている朔さん(女性)。
 朔さんが腐っているほうの女性じゃなかったのが残念なほどのシチュエーションでしたね。ざんねん、くさっていたのはわたしだったのだ!
 今年のケーキは発酵して酸っぱい味がしました。(38歳誕生日・恥死をもって完)