鶏むね肉のショウガ醤油漬け炒め

 ダイエットダイアリーを書いています。なぜかというと、ダイエット中だからです。わかりやすい理由、どうもありがとう。

 自分にとって一番ダイエットに必要なのは、運動です。とにかく体を動かさない日々。どっかの偉い人も、「食事療法だけじゃ痩せないよ、運動しないと」って言ってました。でも、体を動かすのって結構面倒くさいんですよね。こう言う仕事をしていると、いやあ本当に体を動かさないこと動かさないこと。
 だから相当に脂肪とか溜まってるんじゃないかと思って、体脂肪計つきの体重計を、ダイエットのために一念発起で買いました。そしたら内臓脂肪レベル2(10以下が標準)、体内年齢19歳、脂肪は燃焼しやすい傾向にある、と出ました。
 さてここで問題です。僕は「よーし、そんなに脂肪が燃えやすいなら運動してみよう!」と思ったか、あるいは「なんだ、イスに座ったままでも勝手に脂肪燃えるんなら運動しなくてもいいんじゃね?」と思ったか。答えは、皆さんにお会いしたときの、一石のやせ具合でわかるでしょう。


 さて前置きが長くなりましたが、運動よりもまずは食事の方から手をつけたいあなたのための、ダイエットレシピを紹介。
 僕はね、鶏のむね肉って好きなんですよ。モモも好きだけどさー。だけど世の中的には、「むね肉とかササミとか、なんか味気なくておいしくないー」となっているのが納得行かない。そこで、食事カロリーを減らしたいあなたにお勧めなのが、こんなメニューです。以下、食材と調味料。


鶏むね肉 水菜 しょうが 醤油 黒胡椒


 鶏むね肉は皮のついてないやつの方が、この際おいしいです。皮がついてたら取ってしまってください。皮はまた別の料理で使う方法をいずれ伝授します。伝授って、僕は仙人とかか。じゃあいっそのこと調子に乗って、「それをお前さんが扱うにはまだ早い。いずれ皮の扱い方も伝授してやるでな」 「ははっ!」 ←読んでる人たち


 むね肉を一口大に、薄めに削ぎ切りにします。こうやっておくと、後で食べるときになんか量が増えた気がして「たくさん肉食べた!」って気になるので、お勧め。
 削ぎ切りにしたらバットに入れて、すりおろしのしょうが(面倒なら適当に刻んでもいい)を適当に肉に塗りたくり、黒胡椒を振って醤油をバットに張るぐらいの量(お肉の下4分の1ぐらいの量? 少な目でOK)入れたら、ラップをして、30分ぐらい放置します。その間に水菜を洗って、一口大に刻んでおきましょう。
 ちなみに、「バットなんてねーよ」と言う方もいるでしょう。大丈夫、鶏肉の入っていた食品トレーがそのまま使えます。軽く水洗いして、そこにお肉を並べちゃってください。


 さて、時間が過ぎれば後は簡単。フライパンをあっためて、強めの中火でお肉に焦げ目がつくように焼きましょう。醤油とショウガの焦げた匂いが、気持ちよく充満します。テフロン加工のフライパンなら大丈夫だと思いますが、心配なようだったら少しだけサラダ油をフライパンに張っておいてください。
 その後水菜を入れて、一気に強火に。ここで、バットに入っていた味付け用のショウガ醤油をジャーッと入れます。水菜は油と相性がいいので、少しサラダ油を入れてフライパンを振ると、良い感じに出来上がるかもしれませんね。味見してみて、もし味が足りなかったら、塩とか足してください。火が通ったら出来上がりです。

 味を染み込ませたむね肉は、格別の味わいがします。これがまた、ショウガによく合うんだ。さっぱりとさっぱりが組み合わさって、でもちゃんと食べ応えがある。これは黒胡椒の風味のおかげかも。てか、焼いて肉を焦がしたからか。
 水菜もしゃきしゃきとして、食べ応えがあります。鶏の弾力と水菜のしゃきしゃきで、咀嚼回数が増えればおなかもいっぱい。ご飯もほとんど食べなくて良い。ほら、ダイエットにぴったり。しかもさんざん噛み締めて食事を終えるから、満足感もひとしおです。

 鶏むね肉の最大の強みは、弾力感にあると思っています。旨味のモモと、弾力のムネ。とか書いてると、なんとなく違う話をしているみたいですね。
 もちろん僕は皆さんご存知のとおり脚(終了ー)。